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レンタルサーバーのおすすめは?プロが教える公開しないレンタルサーバーの選び方
いざレンタルサーバーを探すとなると種類が多くて迷ってしまいますよね。レンタルサーバーは使い始めると長い期間使い続けることが多いため、後悔しないように慎重に選ぶ必要があります。
本記事では、さまざまなレンタルサーバーを使い続けて20年を超える現役エンジニアが、絶対に失敗しないレンタルサーバーの選び方をご紹介します。
そこで、レンサバ部ではわたしの知識と経験から、失敗しないレンタルサーバー選びの4つの極意をご紹介していきたいと思います。
- レンタルサーバーの利用目的をハッキリさせる
- 将来的な事も考えてレンタルサーバーを選ぶ
- 実際の支払額を知っておく
- 高性能なサーバーだからといって劇的に速度は変わらない
最初に結論をお伝えします

これから新しくレンタルサーバーを選ぶのであれば、弊社でも利用していて自信を持っておすすめできる「エックスサーバー」を強く推奨します。
2023年12月現在、これがベストな選択だと思います。
エックスサーバーは個人ブログやアフィリエイトサイト、企業でも広く利用されているレンタルサーバーです。弊社でもエックスサーバーを利用中ですが大きなトラブルに見舞われた事は一度もありません。
プランはシンプルで3種類だけです。
- スタンダードプラン
- プレミアムプラン
- ビジネスプラン
プランによる違いはストレージサイズとCPUコア数、メモリーサイズくらいです。ビジネスプランは無料設定代行を毎月3回実施できたりWEB改ざん検知が利用できたりしますが一般ユーザーには必要性が低いので実質的に「スタンダードプラン」か「プレミアムプラン」のどちらかを選ぶことになります。
通常は一番安いスタンダードプランで十分です。プランはいつでも変更できるので、月間100万pvを超えるような人気サイトに成長したらプレミアムプランに変更すればまったく問題ありません。

99%のWEBサイトはスタンダードプランで十分です。
エックスサーバーはスペックが必要十分で多くの企業やブログ運営者から支持されているので安心して利用できます。しかも、1番安いプランでも月間数10万ページビューに耐える仕様なので小さなブログから始めて人気ブログに育っても余裕で運営できます。業務用のプランにも簡単に移行できるので、将来的に法人化しても問題ないという安心感の塊です。
わたしが気に入っているオススメポイントはエックスサーバーで自動更新を有効にすると契約期間を1カ月に変更できる点です。しかもプランによっては更新後の方が安くなります。

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失敗しないレンタルサーバー選びの4つの極意
これからレンタルサーバーを契約するあなたのために、わたしが考える「失敗しないレンタルサーバーの選び方 4つの極意」を分かりやすくご説明します。
1. レンタルサーバーの利用目的をハッキリさせる

レンタルサーバー選びで後悔しないためにも、どのような目的でレンタルサーバーを契約するのかハッキリさせましょう。
- 趣味の個人ブログを公開したい
- アフィリエイトブログを始めたい
- サークルや仲間内のWEBサイトを立ち上げたい
- 自作のWEBアプリを動かしたい

目的によって格安レンタルサーバーでOKな場合もあるし、逆に格安レンタルサーバーは絶対NGの場合もあります!
趣味のページや収益化しない個人ブログならば安いレンタルサーバーでOK
レンタルサーバーは月額100円~500円程度の低価格なレンタルサーバーと月額1000円前後の中価格なレンタルサーバーに別れています。
趣味でブログを作りたくてアドセンスやアフィリエイトで収益化しない予定であれば月額500円以下の低価格なレンタルサーバーで十分です。
低価格なレンタルサーバーは1台のレンタルサーバーを多数のユーザーが利用しているためWEBページの応答速度は遅くなりがちです。その代わり安く利用できるので、WEBページの応答速度を気にしないのであればブログ用にWordPressが使える安いレンタルサーバーがおすすめです。

WordPressを使うならばデータベースが必須
ブログを始めたいという方の多くはWordPressの利用を考えている方が多いでしょう。
その場合、WordPressを動かすためにデータベースが使えるレンタルサーバーを利用しなくてはいけません。大抵のレンタルサーバーはデータベースが使えますが、最安プランではデータベースが使えない場合があるので注意しなくてはいけません。
つまり、安いからといって飛びつくとWordPressを動かす事ができないなんて事もあるわけです。
複数サイトを立ち上げる予定の場合インストールするWordPressの数だけデータベースが必要になるので使えるデータベースの数も重要です。

データベースがいくつ使えるのか事前にチェックしよう
データベースを使わずHTMLやPHPだけ使うならさくらのレンタルサーバの格安プランでOK
データベースを使わずHTMLやPHPだけでWEBサイトを構築するのであれば格安プランでも全然問題ありません。たとえば、さくらのレンタルサーバには格安で利用できる「ライト」プランがあります。

昔ながらのホームページビルダーみたいなツールでサイトをつくる人はさくらのレンタルサーバ ライトプランでOKです
ただし、さくらのレンタルサーバは利用中にプランを変更できないためもしも将来的にデータベースを使う(WordPressを使うなど)可能性がある場合はライトプランではなく、ひとつ上のスタンダードプランがおすすめです。スタンダードプランも低価格で利用できるので、十分低コストと言えます。
アフィリエイトサイトならば安定性の高いレンタルサーバーがおすすめ
アフィリエイトサイトで人気なのがエックスサーバーです。エックスサーバーはサーバー性能がよく負荷にも耐えトラブルが非常に少ない安定したレンタルサーバーです。価格も長期プランを選べば月額1000円以下で利用できるため多くのアフィリエイターから支持されています。
データベースもエックスサーバーならば無制限で使えるので、複数サイトを運営する方でも何ら問題なく運用できます。弊社でもエックスサーバーを利用しており安定した動作に満足しておりおすすめできます。
2. 将来的な事も考えよう

レンタルサーバーは使い始めると他社に乗り換える事が非常に面倒になります。独自ドメインを取得している場合はドメイン移管をする必要があるかも知れませんしWEBサイトのデータ移行が必要になります。
ドメイン移管とは、ドメインを管理している会社を変更する作業です
ですから、できれば1度レンタルサーバーを使い始めたら他社に乗り換える事は避けたいところです。
そのためにもプラン変更が簡単にできるのか、データが引き継がれるのか、といった運用面での対応状況を調べなくてはいけませんが、調べるのは大変なのでわたしが調べました。
現時点ではさくらのレンタルサーバがプラン変更に対応していませんが、他社はおおむね問題なくプラン変更ができます。さくらのレンタルサーバを選ぶ際はプラン変更をする際に手間がかかるかも知れないので注意してください。

さくらのレンタルサーバを選ぶときはプラン選びを慎重に!
レンタルサーバー会社 | プラン変更可否 | データ引継 |
---|---|---|
さくらのレンタルサーバ | 手動 | |
ロリポップ | ※下位プランへの変更は契約更新時のみ | 自動 |
エックスサーバー | 自動 | |
ConoHa WING | 自動 | |
mixhost | 自動 | |
カラフルボックス | 自動 | |
スターサーバー | 自動 |
3. 実際の支払額を知っておく

レンタルサーバーの公式サイトや紹介ブログを見ると「月額◯◯円」と書かれていることが多いのですが、実はこれらは長期プランで契約した場合の支払額を月額換算したときの価格です。

月額1000円なら3年プランの支払金額は36,000円です。
たとえば先ほど格安プランとしてご紹介したさくらのレンタルサーバの「ライト」プランは月額換算で128円から利用できますが、これは36カ月プランの価格ですので実際に支払う金額は4,578円です。つまり4,578円を36で割ると128円くらいになるよという事です。

長期プランは基本的に一括払いです
ただし更新時の支払い方法は全社が同じではないです。このあたりは調査して比較するのが非常に面倒です。というわけで、わたしが皆さんの代わりに調べましたので、調査結果をご覧ください。
レンタルサーバー会社 | 長期プランの支払い方法 | 更新時 |
---|---|---|
さくらのレンタルサーバ | 一括支払い | 一括支払い |
エックスサーバー | 初回のみ一括払い | 月額払い |
ConoHa WING | 一括支払い | 一括支払い |
mixhost | 一括支払い | 一括支払い |
カラフルボックス | 一括支払い | 一括支払い |
スターサーバー | 初期費用+一括支払い | 一括支払い |
上の表をご覧いただくと分かるとおりエックスサーバーのみ更新時から月額払いに変更できます。エックスサーバーは最初の契約期間が終了すると「自動継続」「手動継続」「契約終了」から選べるのですが「自動継続」を選ぶと毎月払いに変更できるので一括払いする必要がなくなるんです。
契約期間 | 初回支払金額 | 自動更新時の月額料金 |
---|---|---|
3カ月 | 3,960円(月額換算1,320円) | 1,100円 |
6カ月 | 7,260円(月額換算1,210円) | 1,100円 |
12カ月 | 13,200円(月額換算1,100円) | 1,100円 |
24カ月 | 25,080円(月額換算1,045円) | 1,045円 |
36カ月 | 35,640円(月額換算990円) | 990円 |

わたしは12カ月契約なので最初の契約期間が終了した現在は毎月1,100円支払っています。
4. 高性能なサーバーだからといって劇的に速度は変わらない

これからレンタルサーバーを選ぼうと考えている皆さんは高速なサーバーを使いたいとお考えのことだと思います。
本サイトは「高速サーバー おすすめ」のような検索フレーズでたどり着く方が多いのですが、ここで現実的なお話をします。
実は同じ価格帯であればレンタルサーバー会社を変えても大して速度は変わりません!

月額500円以下の格安プランを除けば応答速度は体感的に大して変わりません。
本当は◯◯レンタルサーバーに変えれば速くなるというお話をしたいのですが、体感的な差はほぼないんですね。その理由はいくつかあります。
- どのレンタルサーバーも必要十分な性能である
- ハードウエア他のユーザーとリソースを共有するので同じサーバーを使っている人の使い方に依存する
- キャッシュをうまく使う・最新のPHPを使うという方が速度の違いを体感できる
- ストレージ、データベース、ユーザー回線、サーバー回線などボトルネックになる箇所はたくさんある
現代のサーバーは既に必要十分な性能を持った高性能なハードウエアで構成されています。ですからWEBサイトを動かす程度の負荷では体感できるレベルの差は発生しないと思って間違いありません。

そしてレンタルサーバーは共有サーバーといって1台のサーバーを複数の利用者で一緒に使います。ですから同じサーバーを利用している方の中に異常にサーバーに負荷をかける人がいると他の人にまで影響が出てしまいます。

さすがに度が過ぎる使い方をすると利用制限がかかります
そしてWEBの世界では高速に応答させる技術としてキャッシュというものがあって、サーバー性能よりもこちらが重要になってきます。
WordPressは動作が遅いと言われますが、その原因はページをプログラムで動的に生成しているからです。ではもし一度生成したページを保存しておけばどうでしょうか?プログラムで生成しなくていいのでWEBページのレスポンスは快適になるはずです。その仕組みがキャッシュです。

キャッシュをうまく使うとWordPressは驚くほど高速になります。
PHPもバージョンが上がると処理速度が劇的に向上することがあります。昔はPHPは動作が遅くて嫌われていたのですが、最新のPHPはかなり高速です。
これらの理由からWEBページの速度は計測タイミングで大きく結果が変わるので、あまり神経質にならないほうが良いでしょう。
レンタルサーバーとVPSの違い
レンタルサーバーとVPSの大きな違いは、サーバーリソースをどのように使うかという点です。
レンタルサーバーはリソースを共有する

レンタルサーバーは1台の物理サーバーにインストールされたOSとアプリケーションを各ユーザーが共有します。そのため、各ユーザーが独自にOSをインストールしたり独自アプリをインストールしたりできません。
レンタルサーバーはサーバーのリソースを共有しているので、ひとりのユーザーが障害を発生させたりセキュリティー侵害を受けたりすると他のユーザーも巻き込まれる可能性があります。
また、負荷のかかる処理をしているユーザーがいると他のユーザーにも影響が出てWEBサイトの応答が悪くなる場合があります。
レンタルサーバーとVPSのメリット・デメリット比較
スペックの比較
比較項目 | レンタルサーバー | VPS |
---|---|---|
管理者権限 | なし | あり |
自由度 | ❌ | ◯ |
OS選択 | ❌ | ◯ |
メンテナンス | 提供会社 | ユーザー |
サーバー構築 | 提供会社 | ユーザー |
サーバースペック | ◯ | ◯ |
外部からの影響 | △ | ◯ |
独自アプリ | △ | ◎ |
OSのカスタマイズ | ❌ | ◯ |
ハードウエアのカスタマイズ | ❌ | ❌ |
レンタルサーバーのメリットとデメリット
レンタルサーバーのメリットとデメリットをまとめると次のようになります。
レンタルサーバーのメリット
- 安価にWEBサイトを公開できる
- 自分でサーバーをメンテナンスする必要がない
レンタルサーバーのデメリット
- 他のユーザーの影響を受ける
- 独自アプリをインストールできない
- Node.jsなどのアプリをデプロイできない
- 管理者権限が使えないので自由度が低い
レンタルサーバーはWordPressなどを使って手軽にWEBサイトを構築するには最適な環境です。OSのアップデートなどメンテナンスはすべてレンタルサーバー会社に任せることができるので、メンテナンスといえばWordPressやプラグインを日々アップデートするくらいです。
VPSのように自由にアプリをインストールしたりサーバーをカスタマイズしたりしたい方には向きませんが、WEBサイトの運営に集中したいという方にはレンタルサーバーが最適です。
レンタルサーバーをおすすめする使い方
レンタルサーバーを使おうか、VPSを使おうか迷っている方のためにレンタルサーバーが適しているおすすめの使い方をご紹介します。
WordPressでブログを公開したい
WordPressでブログを公開する場合はレンタルサーバーがおすすめです。レンタルサーバーの多くにはWordPressを簡単に導入できる仕組みが用意されているので、自分でWordPressをインストールしたりデータベースの設定をしたりする必要がありません。
WordPressの削除も簡単にできますから、複数のサイトを作成したり管理したりする方にはレンタルサーバーが最適です。
HTMLやPHP、Perlを使いたい
HTMLやPHP、PerlでWEBサイトを作りたいという方もレンタルサーバーが合っています。データベースが使えるレンタルサーバーであればデータベースと連携させることもできます。
サーバーサイドで動くNode.jsなどはレンタルサーバーでは動かすことができないので、Node.jsやRuby on Railsなどで開発したアプリをデプロイしたい場合はVPSの利用をおすすめします。
ファイル置き場にしたい
不特定多数の方にダウンロードしてもらう目的でファイル置き場にしたい場合はレンタルサーバーが合っています。特定のユーザー向けに認証をかけることもできます。
他者に見られたくない(サーバー運営会社含む)ファイルの置き場所にしたい場合はVPSがおすすめです。
おすすめレンタルサーバーのまとめ
おすすめレンタルサーバーについてまとめると、レンタルサーバーを選ぶ際は次の点に注意してください。
- レンタルサーバーの利用目的をハッキリさせる
- 将来的な事も考えてレンタルサーバーを選ぶ
- 実際の支払額を知っておく
- 高性能なサーバーだからといって劇的に速度は変わらない
HTMLやPHPで静的なWEBサイトを作成するのであればさくらのレンタルサーバの格安プラン「ライトプラン」でも十分です。
しかし安定性や将来の拡張性、人気サイトに育った際の快適度合いを考えると2023年12月現在ではエックスサーバーが最適です。
エックスサーバーは10日間の無料体験期間があるので、弊社でも利用しているエックスサーバーを一度試してみてください。
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レンタルサーバー契約のよくあるご質問
- 契約前に試すことはできますか?
- レンタルサーバーには無料期間があるので、その期間をうまく使って使い心地を試して見ると良いでしょう。
- 結局、高いレンタルサーバーと安いレンタルサーバーは何が違うの?
- 格安レンタルサーバーは使えるデータベースが少なかったりディスクサイズが小さいなど小規模なサイトに向いています。価格が高くなるに連れてサポートが充実したり便利な機能が使えるようになります。
- 途中解約した場合、支払った金額は返金される?
- 基本に返金はされません。ですから無料のお試し期間をうまく使って自分に合っているか確認してください。
- 独自ドメインを取得しないとダメですか?
- 必ずしも独自ドメインを持っていなくても大丈夫です。レンタルサーバー側で用意されたドメインを利用できます。
- ファイル置き場にしたいけれどOKですか?
- 大丈夫です。必ずしもWEBサイトを公開する必要はありませんが、無料お試し期間中にファイルサーバーとして使うとファイルもろとも削除される場合があるので注意してください。
- レンタルサーバーを使おうかVPSを使おうか迷っています。
- WordPressでブログを公開したいならばレンタルサーバーの方が圧倒的に楽です。自作アプリを動かしたいという場合はVPSの方が合っているかも知れません。RubyやPython、Node.jsを使いたい場合はVPSの方が合っているかも知れません。