独自ドメインの取得方法と注意点|エックスサーバーでブログを公開する

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独自ドメインとは何か?どのようなメリットがあるのか、ドメインを取得する際の注意点などを詳しく解説していきます。

トップレベルドメインは何にする?

トップレベルドメインというのは「.com」や「.net」のようなドメイン名の最後に付ける文字を指します。当初はトップレベルドメインを厳密に区別していたのですが、現在は一部のドメインを除いて誰でも気軽に取得できます。

おすすめなのは一番メジャーで価格が安い「.com」ですね。その他は「.net」や「.org」もおすすめです。基本的にこの3つのトップレベルドメインから選ぶと良いでしょう。

「.com」「.net」「.org」のどれかにしておけば間違いありません

「.jp」は信頼性が高いけれど注意が必要

信頼性という面では日本に居住していないと取得できない「.jp」があるのですが、「.jp」ドメインは価格が高いという点とドメイン取得者の名前などが一般公開されてしまうというプライバシーの点で懸念があります。

ドメインを取得するとどのような情報が公開されるのか心配な方は弊社が提供しているWHOISオンラインサービスで確認してみてください。

たとえば弊社が所有しているnetwiz.jpというドメインをWHOISで検索すると次のように表示されます。netwiz.jpは弊社が所有するドメインのため、所有者名や住所、連絡先が弊社のものになっていますが個人で取得している場合は個人情報が掲載されます。

netwiz.jpのwhois結果

ドメインの取得方法

ドメインは「ドメインレジストラ」というドメイン取得代行業者を使います。

ドメインを取得したい方の多くはレンタルサーバーやVPSとセットで利用されると思います。必ずしもレンタルサーバーやVPSとセットでドメインを取得しなくても良いのですが、管理面を考えるとサーバーと同じ会社にした方が楽です。

今回は弊社でも利用しているXserverドメインでドメインを取得する方法を解説します。お名前.comでも別の会社でもやることは同じです。

最初にXserverドメインにアクセスすると次のような画面が表示されるはずです。エックスサーバーのアカウントを持っている方はログインしておいてください。アカウントがない方は後でアカウントを作成できます。

アクセスしたら取得したいドメイン名を入力して[検索する]ボタンをクリックしてみましょう。ここで入力するのは「.com」などを省いた文字列でOKです。

例として本サイトのドメインである「rentalserverz」と入力してみましょう。すると次のように表示されました。

「.com」は弊社が取得しているので「取得できません」と表示されていますが「.net」と「.jp」は「取得可能です」と表示されているので空きドメインであることが分かります。

それ以外のトップレベルドメインは画面を下にスクロールすると表示されます。

取得したいドメインがあれば「取得可能です」という文字列をクリックした上で画面下の[取得手続きに進む]をクリックします。

次の画面でエックスサーバーを申し込むか選んでドメインを取得します。

このように進めて行くとドメインを取得できます。特に難しいことはなくて、このようにどなたでも簡単にドメインを取得できます。

ドメインを取得したらWhois情報を確認しよう

ドメインを取得するとデータベースに所有者と共に登録されます。昔は取得した人の個人情報がそのまま掲載されていたのですが、今は個人情報保護の観点からドメインレジストラが「Whois代理公開設定」というものをおこなっています。

簡単にいうと公開されるドメインの所有者情報をドメインレジストラに置き換えるものです。

Xserverドメインでドメインを取得した場合はWhois情報を確認・変更できます。

まずはエックスサーバーの公式サイトにアクセスして「Xserverアカウント」にログインします。

ログインしたらWhois情報を確認・変更したいドメイン名をクリックします。

通常、このようにエックスサーバーによってWhois代理公開設定が有効になっています。これであれば問題ありません。

もしもWhois代理公開設定が有効になっていない場合、あるいは公開情報を変更したい場合は[設定変更ボタン]をクリックします。

Whois代理公開設定を有効にしたい場合は「Xserver Inc.(弊社)名義で代理公開する」の箇所にチェックを入れます。

自分で独自に設定したい場合は「Xserver Inc.(弊社)名義で代理公開する」のチェックを外して情報を入力し設定を保存します。

これでWhois情報を変更できます。

偽の情報を登録するとドメインが抹消される場合があるので注意してください

取得したドメインを使ってワードプレスをインストールする

初めてエックスサーバーを使う方には少し分かり辛いため、取得したドメインを使ってワードプレスをインストールする方法をご紹介します。

エックスサーバーは取得したドメインを自動的にレンタルサーバーに連携する機能がないので、手動で登録する必要があります。初めての方はこれが分からず苦労されているようです。

まずはエックスサーバーの公式サイトにアクセスして「サーバーパネル」にログインします。

「Xserverアカウント」と「サーバーパネル」に別れているので注意が必要です

ログインしたら「ドメイン設定」をクリックします。

ドメイン設定画面では右側のタブの「ドメイン設定追加」から追加したいドメイン名を入力して[確認画面へ進む]をクリックします。赤枠のチェック箇所は両方チェックされている状態にします。

ドメイン設定を追加したら「設定対象ドメイン」がワードプレスをインストールしたいドメインになっていることを確認して[WordPress簡単インストール]をクリックします。

あとは必要情報を入力してインストール作業をすすめるだけです。

必要な情報を入力して進めればワードプレスのインストールが完了する

インストールが完了してもすぐに使えるわけではありません。アクセスしても「無効なURLです。」と表示されますがインストールに失敗したのではなく反映されていないだけです。

ワードプレスをインストール直後はアクセスできない

タイミングによりますが、遅くても1時間後にはアクセスできるはずなので焦らずのんびり待っていてください。

独自ドメイン取得のまとめ

独自ドメインは特別な知識も必要とせず、誰でも簡単に取得できます。年間1000円前後の費用はかかりますが、自分だけのドメインが使えるというのはそれ以上のメリットがあるでしょう。

今はどこでドメインを取得しても問題はないと思いますが、Whoisというドメイン情報を登録するサーバーに個人情報が記録され一般公開されてしまう場合があるので、個人でドメインを取得される方はWhois代理公開を必ず有効にしてください。